春、お庭に何か植えたり、色々なお花が芽吹いてきたりする…そんな季節はとっても嬉しい季節ですよね。春風にお花の香りがふわっと香ってくる、それだけでとっても幸せな気分になります。
お花が好きな方は「リンデン」という植物を一度は聞いたことがあるのでは? 今回は「リンデン」についてのお話です! ちょっとワクワクしてきませんか?
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リンデンのお花はハーブティーにも。精油は高価で偽物が結構多い
リンデンと言う名前は聞いたことがあるけれど、何も知らないよ! 精油ってどうやってつくられているんだ? ということを初めにしていきます。
【植物、精油としてのリンデン】
・学名:Tilia europoea
・科名:シナノキ科
・主産地:フランス
・抽出部位:花
・抽出方法:溶剤抽出
リンデンは高さが約30m程度の高木で、ふわふわとした可愛らしいお花が特徴です。フランスなどのヨーロッパでは比較的身近にある木なんですよ!
このリンデン、ハーブティーが好きな方にはお馴染みかと思いますが、お花はハーブティーとしても使用されています。そして、別名がいくつかあって、ライムツリーとかライムブロッサムなど色々な呼び方がある植物です。
抽出は溶剤で抽出されていることからわかるように採油率が低い精油です。…リンデンは高価な精油なんですよね…(何だか覚悟がいりました)。
これに加え、リンデンは結構偽物が多いためしっかりと学名や抽出法などをチェックして購入することをオススメします!
リンデンの主な芳香成分と働き。心身ともにリラックスさせてくれる
リンデンはお花を見たり、採油率が低い高価な精油と聞くと何だかエレガントな…うっとりしそうな香りを連想しちゃいませんか? 実際のところリンデンの香りはどんなものなのでしょうか。
リンデンの香りは「想像通りのうっとりするフローラルな香り」です。とても優雅な感じでココロがふわっと柔らかくなる感じ! では主な芳香成分には何があるのでしょう?
【リンデンの主な芳香成分】
・ファルネソール
・ゲラニオール
本当に主な…という感じですが…これらはセスキテルペンアルコール類とモノテルペンアルコール類の芳香成分類で、働きとしては身体の器官などの活性化、痛みや興奮の抑制、利尿作用などがあります。
興奮を抑制する働きがあるため、精神的な緊張などをリラックスさせてくれます。また、何か自分が楽しんでいることに罪悪感を感じたりする時に使用すると、その罪悪感などから解放させてくれる精油です。
何とも優しい精油です…時々、自分だけこんな状況でもいいの? なんて思うことがあるので私はそんな時にクンクンしております。
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リンデンをどんな風に使おうかな? 優雅な香りを香水にしちゃおう
リンデンが素敵な精油だと言うことがわかったところで「リンデンの使い方」を最後にお話していきますよ!
リンデンの香りを活かすには、やはり「香水」が一番ではないでしょうか。そこでとっても簡単な香水レシピをご紹介します!(おおざっぱな私でもできるレシピ)
【リンデン香水のレシピ】
スプレータイプ
無水エタノール 10ml
精油 15-20滴
精油は、もちろんリンデンだけではなくてもOKです! 精油の王道ラベンダー・アングスティフォリアとの愛称もいいですし、リンデンと同じく華やかなジャスミンでも愛称◎です。
あとはもうこの二つをスプレーボトルに入れてシャカシャカしたらできあがり!!
簡単すぎるので、ぜひリンデンが手元にある方は試してうーっとりしてくださいね。
リンデンの精油についてのまとめ
*リンデンは高さ約30mの高木。ヨーロッパでは比較的身近な木で、可愛らしいお花はハーブティにも使われている! 精油は偽物が多いので学名などをきちんとチェックしましょう!
*リンデンの香りはうっとり、優雅な香りでココロが柔らかくなっちゃう。鎮静作用や強壮作用があり、精神的な緊張を解放してくれます!
*リンデンの素敵な香りを活かすにはコレ! とっても簡単な香水レシピでうっとりしちゃおう!
リンデンのお花、何だか色的にも癒しを与えてくれますね。徐々に暑くなってきて、心身ともに辛い時期になりつつあります。
お休みの日はどこにも出かけずに家のことをしたり、時には香水を作ってみたりしてのんびりと過ごしてみませんか?
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